14日15時公演


 今日は2回観ますよ。
 1回目は前から4列目です。
 舞台が近いです!
 武蔵の顔がはっきり見えます!
 いやん、カールがかかりすぎ!
 しかも舞台では早々にアクシデント発生。

 舞台上に設営された中二階にいる竜魔が、下にいた武蔵に巻物を投げ下ろすシーン。
 肝心の巻物が中二階に引っ掛かって落ちなかった!

 場内爆笑!…でも必死に押さえ込む!!!!
 武蔵も一瞬吹き出しかけたのを頑張って飲み込んだ!!!!
 そして自ら中二階の直ぐ下まで歩いていって、少しだけ垂れ下がっている巻物の端を木刀で引き寄せるようにしてから手を伸ばし、引き摺り下ろして手にいれた!
 そしてぐっと笑いを堪えながら舞台中央まで戻ってきて、何事も無かったかのように言うのです。
「確かに受け取った!」
 受け取らないと話が先へ進まないだけに、巻物の先端に手が届いて本当に良かったですよ…。

 ちなみに大失態の竜魔はその間、しらんぷり子のポーカーフェイス(笑)
 うん、でも拾って投げなおしされても、観てる方は困るな・・・。
 壬生オンステージを待つまでもなく、このアクシデントで程よく観客もほぐれたおかげで、この公演は拍手も笑いもわりと頻繁に起こっていくのです。
 そしてそれはどうやら、演じる側にとっても同様で、アドリブが増えてゆくのです…。

 乱戦のために、客席側から登場の夜叉ズ。
 陽炎が後方で立ち止まったので振り返ってガン見。
 おおう、麿眉だ!口紅ピンクだ!おかしさ倍増だ!
 乱戦始まっても、自由人。
 いつまでも客席通路で扇子をひらひらさせて。
 いいなぁ、その勝手ぶり。
 前の方の席だと、キャストさんがほんとに近くて嬉しいな!
 話の筋を追うより、顔を見ちゃうね!
 ドラマのときよりイケメン度が上がってる人多数。
 (陽炎はおかしさ度が上がってたが)
 おかしいといえば紫のカツラの紫炎。声が塩沢さんにしか聞こえない。しかも口調がデスマスときたもんだ。
 カツラと合わさって妙な具合に妖しくて素敵だった。
 ドラマではただのヘンな奴だったのになー。

 麗羅のアドリブ。
「駄目だよ小次郎くん、燃やすよッ」
 さすがだよダーク麗羅、必殺技で脅すとは、本領発揮だね。
 すでにステージ上に出てきていた林彪は吹き出してました。
 客席は遠慮なしに爆笑させてもらいました。
 この日の次の公演では、林彪、よりいっそう早くからステージ上に出てきます。
 でもって小次郎と麗羅のアドリブ合戦を笑って見る(笑)
(麗羅の必殺技、千秋楽では脅しどころか実行されるとは…)
(でもって笑いすぎたあまり林彪が台詞を派手に間違えることになるとは…)

 雷電、両手で回すニュー武器。
 大道芸で使うものらしいですが、両紐の先に丸いテニスボールぐらいの玉と、ひらひらのリボンがついてる。両手でそれぞれ回したり八の字に交差回しすると、リボンの軌跡が綺麗なこと!新体操みたい。  しかしこの回は、その武器片方が壊れて取れた!
 足元に転がる雷ボール(笑)
 紐だけ回してもカッコつかないので、片手はポケットへ。
 ちゃんと退場時に玉を拾っていきました。
 そして昨日は無言だった最期のシーン。
 今日はちゃんとドラマと同じ名台詞が!
 シリアス展開の真っ最中に場内大爆笑。
 妙な笑いの渦のなか、その場に残されてシリアスに振る舞い続ける暗鬼が気の毒な気もしますが、雷電の最期はこうでなきゃね!

 陽炎の仕草もヒートアップしています。
 壬生は相変わらず場内闊歩して歌います。
 楽しいので、もっとなんでもやってください。
 
 そうはいっても後半見せ場は、やはりシリアス一辺倒です。 
 しかしながら武蔵の台詞。
「オレを一人にぼっちにしないでくれ!」
・・・・・あれ?

 昨日は確かに「お兄ちゃんを」と言っていたので、変更が入ったのか……単に間違えたのか。間違えたのだと思いたい一方、川久保くんが間違えたりするかしら?とも。
 この日の次の公演も、オレ、でした。
 ううん、そこはやはりお兄ちゃんにしてください。

 一連の幕合戦の後。
 今日もまた、御菓子が配られる時間です。

 司会者が、ロッテからの御菓子を配る〜とかなんとか言いかけたところで、すたすたと川久保武蔵が司会へ接近。
 きょとんとする司会からマイクを無言で奪います。
「お呼び出しを申し上げます、身長185センチ何パウンドの、兜丸さま〜」
 やんややんや。

 だからね、客だけでなくキャストさんも、慣れてきたわけです。
 舞台もそうですが、ホワイトデーイベントの御菓子配りも彼らにとって これが3回目ですから、マイクだって奪います(笑)
「あんまり段取りを無視しないでくださーい」という司会者の哀れな叫びが…。

 キャストからの御菓子の説明などのあと、いよいよ御菓子配りです。
 私は今度は妖水からいただきました。
 案の定、彼もせっせと一人ずつ手渡しでしたよ。ありがとう!
・・・いいのかしら。
 手渡し、嬉しいから客席は歓声の渦です。  きっとあちこちで、似たようなことになってると思います。

 さて、配り終えてみなさんが舞台へ戻ると、昨日はそれで終わりだったのに、マイクを返さずはしゃぎだす面子。
 一発芸大会へとなだれ込んだ!
 司会者が悲鳴を(笑)
 私が観た昨日の1回目は、配って終わりだったので、彼らもほんとにまだ慣れてなかったというわけですね。
 残念。
 はしゃぐ彼らを見られて眼福〜。大いに笑わせていただきました。

今日は2時間後の公演も観ますよ。

14日19時公演

 15時公演の後、雨の中、差し入れを買いに駅へ。
 川久保さん(武蔵)は食べ物に関しては好きと大好きしかない方なので、何でも喜んではもらえると思うのですが、やっぱり差し入れの数がねぇ、多いと思うんだよなぁ。  だったらいっそ菓子より酒の方が飲んでもらえそかな?と思って日本酒のちっさいギフトセットをタカシマヤで包んでもらいました。  少量っていうのもポイントです。  それからマックでお手紙書きしました!
 道具は用意していましたが、封緘シールを忘れてそのままです。
 まぁいいや。
 夕べのうちに内容をメモにまとめておいたので、今日の公演の感想も混ぜ込みながら時間ぎりぎりに書き上げ、再び会場へ。

 今度の席は13列目です。
 3回観る中では一番後ろですが、落ち着いて全体を楽しむことができるスポットです。
 なんかもう、本当に、惜しむように観ました。
 これで私の風小次が終わっちゃうんだ、と思うと瞬きも惜しい。
 キャストさんたちも練れてきて、アドリブが増え、動きも良くなってきてます。
 そうそう、客席のペンライトの数も増えてますよ(笑)


 お手紙も差し入れもしましたが、今回はもうひとつ、心に決めていることがありました。
 何しろ今回は、三回中唯一の通路席ですからね。
 しかも御菓子配りの時、武蔵の担当は私の後ろの方のブロックです。
 ほら、私の真横を通って後ろの担当箇所へ行くんです!
 これを逃す手はありません!
 ここで声をかけなきゃ、あのバレンタインの後悔の繰り返し!
 そして、そのときは来ました。

 川久保武蔵が舞台を降りて、菓子袋を持ってこっちへ来ます!

 階段を駆け上がってくる彼めがけて(通路席万歳!)
 タイミングを計っていざ。
「武蔵!」
 眼が合った!
「素晴らしかった!」
「ありがとう!」
 笑顔で!!!
 お返事が!!!!

 うれしすぎ。

 駆け上がってゆく川久保武蔵こそが風魔のようでした(笑)

 足止めさせないために早口で言ってしまったけど、ちゃんと聞き取ってもらえて良かった!  なんかもう舞い上がってしまい、気がつくとトッポをすでに持ってたり。
・・・いつのまに!
 これ、誰がくれたのかしら?
 慌てて顔を上げると、反対ブロックと交互に配ってる項羽の姿が(笑)
 ああん、兄と目があうチャンスを逸してしまった。
 しかたがないので横顔をじっくりながめさせていただきました。
 触りたかった〜〜。
 ガクランがほんとにきらきらしてんの!

 御菓子配り大会のあとの、舞台上のおふざけも賑やかです。その賑やかさに混ざりたくって慌てて走って舞台に駆け戻る川久保武蔵が愉快です。
 皆で紙ふぶきをすくって舞い上げてみたり、押し競饅頭だの芸大会だの。
 
 振り返ってみるに、風魔の小次郎はお祭りでした。
 約半年間のお祭り。
 踊ってナンボ。
 笑ってナンボ。
 キャストさんたちにとっても、そうだったらいいな。
 楽しくて楽しくて、笑っていたのだと思いたい。
 「仕事」ですが、こういう仕事があってもいいじゃない。
 私はサイコーに楽しかった!
 

 どうもありがとう!

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